僕の前に道はない。

なまけてたっていいじゃない。

ただの戯言である。

犬が苦手だったが小型犬なら遊べるようになった話

 

犬が苦手だった。

今では小型犬ならわりかし触れ合えるようになったが、数年前まではホントのホントに怖かった。

威嚇してきて噛むじゃん。

痛いじゃん。

怖い。

 

 

発端

 

小さい頃、青森のおばあちゃんちの庭で一人、ヒーローごっこして遊んでたんだ。

首には風呂敷を縛ってマントのようにして。

手には広告を巻いて作った棒(剣に見立てているもの)を持っていたと思う。

4歳くらいのころだ。

 

勇敢な気分の僕はおばあちゃんちの裏の砂利道に出た。

勇ましく進んでいくとなんとそこには

犬。

 

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柴犬のような感じの中型犬くらいだったと思う。

首輪はしていたかもしれないが、鎖はされてなく放されていた。

いきなりの魔物の出現に一気に怯む僕。

ドラクエで言えば橋を渡ったら急に知らないモンスターが出現するみたいなもんである。

今のレベルでは到底歯が立たない。

 

モンスター(犬)は様子をうかがっている。

僕は逃げ出した!!

しかしモンスター(犬)は追いかけてきた!!

僕は逃げられなかった!!

…みたいな感じwww

 

とにかく懸命に走った。

全速力。

そして転ぶ!!!!

砂利道で頭からすっ転ぶんだけど、もう必死なもんだから、すぐに立ち上がって大泣きしながらおばあちゃんちの縁側にいたお母さんのとこに避難していった。

 

庭にまで犬は追いかけてこなかったようで、犬の恐怖からは逃れられたんだけど、

なんと頭から流血してたんだよね。

これは幼い僕には大変ショックだった。

とりあえず水道で洗い流して、消毒して、ガーゼか何かを貼ってもらったと思う。

 

夜、寝るときには怪我した方の頭を上にするように気を使って寝た。

 

 

トラウマ

 

この一件で「犬は襲ってくるもの」というのが刷り込まれてしまった。

それから25年くらい犬の恐怖に怯える人生を歩んだ。

「犬ってかわいいよねー」とか言う女子の気が知れなかった。

 

数年前、トリマーをしている人と友人になる機会があった。

その人は小型犬を3匹飼っていて、家に遊びに行ったときめっちゃ寄ってきた。

最初はただただ硬直していた。

だが大人になった僕は「犬は首を撫でてやると喜ぶ」とか「手のひらを舐めさせてやると心を開いているのが伝わる」とかいう情報を知っていた。

3匹が寄ってきたときに愚直に実践してみると、不思議かな、特に噛まれるようなこともない。

自分の体も大きくなっていたので、自分自身が逃げるってこともないのだが、噛んで襲われる恐怖は持ち合わせていた。

 

手のひらを舐めさせ、首を撫でてやり、ときに抱っこをしてやることくらいしかできなかったが犬と戯れることができた。

「犬ってかわいいよねー」という女子の言うことが少し理解できた気がした日であった。

 

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今でも大きめの、見た目もいかつい犬は怖い。

近所を歩いていて急に吠えまくってくる犬も怖い。

苦手意識は完全には拭いきれていないとは思う。

 

けど小型犬は確かにかわいくて大丈夫だ。

犬が苦手だという人って案外にいると思う。

とにかく最初は手のひらを舐めさせ、首を下から撫でてやる。

これだけで心を通わせる一歩を踏み出すことができるので、お試しあれ。

 

なお、生き物を飼うということは大変なことである。

犬なら散歩にも行かないといけない。

そんな面倒なことを習慣にはできない。

ご飯の用意や糞尿の始末もめんどくさそうだ。

そういう面の責任を全うできない人は安直に生き物を飼おうとしてはいけないし、僕も面倒事は嫌いな質なので今後もきっと犬は飼わないのである。