僕の前に道はない。

なまけてたっていいじゃない。

ただの戯言である。

好きな短歌で思い浮かべるのは平兼盛と小野小町

お題「好きな短歌」

 

お題スロットってやつを利用してみた。

「好きな短歌」

なるほどー…。

 

 

短歌といえば

 

僕の中では短歌といえば小倉百人一首である。

なぜかといえば大した理由でもないのだけど、単純に学生時代に覚えさせられたからである。

中学生のときと大学生のときに授業で覚えさせられて。

冬休み明けに何句覚えたかテストなんてやらされた。

用紙には100の回答欄だけがあり、まっさらの状態から100句を書いていくというものだ。

僕は40句くらいしか書けなかった。(国語教員を志す者としては物足りないだろうが)

ガチで100句を覚えて書いて満点を取っていた(もしくは満点に近い点数を取っていた)当時の同級生のことを超人のように思った。

いやいやいやいや、100個も覚えるなんて無理でしょー!!って思っていた。

 

そんなやる気に欠ける僕でもなんとなしに気に入っていた句がある。

平兼盛の句である。

 

しのぶれど 色に出でにけり わが恋は

ものや思ふと 人の問ふまで

 

恋心を隠しているけど表情に出てしまう!!隠しきれない!!(照)

「誰かのことを恋して想ってる?」と人に聞かれてしまうくらいに(きゃー)

 

ざっくりいうとこんな感じの歌である。

ほら、僕って恋愛体質じゃないですかー。

失恋しまくっているけど恋愛体質じゃないですかー。

まあ僕はあんまり恋心を隠したりしないんだけどね。

そのせいで失敗を繰り返している節もある。

 

百人一首にはいくつか恋の歌もあるんだけど、この歌を初めて知ったときには「魔法陣グルグルのククリの!!!!」ってことですよ。

 

 

ギャグ漫画ですよ?

ヒロインのククリが勇者への恋心を隠しきれないで「しのぶれど 旗にでりけり わが恋は〜」と読むんですよ。

 

結局僕はマンガにアニメにゲームにいろんなことを教わっているのだなと。

というか、こうして学ぶきっかけがね。

大事だよね。

そしてやはり漫画家を始めとするクリエイターたちはそういう教養的なものもしっかり抑えているよね。

ただマンガを描いていればいいってもんじゃないんですねー。

 

 

君の名は。」も小野小町の歌が創作アイデア

 

公式サイトでも書かれているんですけど新海誠監督がね、小野小町の歌を引っかかりにして映画の制作をしていったって話。

 

その未来の物語を小野小町の和歌『思ひつつ寝ればや人の見えつらむ 夢と知りせば覚めざらましを』(訳:あの人のことを思いながら眠りについたから夢に出てきたのであろうか。夢と知っていたなら目を覚まさなかったものを)を引っ掛かりとして、アニメーションのフィールドの中で描く事が出来ると思いました。 

 

映画『君の名は。』公式サイト

 

やっぱり恋愛の歌なんですけどね。

今でもこんな身近に和歌って存在しているんです。

こういうのを引っかかりにして子どもたちに古典文学を教えてみたいです。

 

ちなみに小野小町百人一首にも歌があって

 

花の色は うつりにけりな いたづらに 

わが身世にふる ながめせしまに

 

ってやつですよね。

有名ですよね。

 

 

 

ということでお題「好きな短歌」でした。

昔の教科書をひっくり返せば「あー、こんな歌もあったよねー!」ってなるのかもしれないけど、今時点で短歌を思い浮かべたときに出るのはこれくらいのことですかね。

 

五七調って日本特有だし何だか心地良いよね。