僕の前に道はない。

なまけてたっていいじゃない。

ただの戯言である。

恋はあせらず

 

「恋愛とは我慢である」と、どっかの誰かが言っていた気がする。

今になって思う。

やはり恋愛は我慢なのかもしれないと。

 

 

32歳の僕は会社内に片思いしている女の子がいる。

名前は金井(仮)、28歳。

超きれいなのに、ここ10年くらい彼氏がいないという奇跡の女の子だ。

 

昨年9月に入社してきた彼女に一目で惚れた僕は、奇跡的に11月から研修担当となり、短い期間ではあるが1ヶ月ほど同じ日々を過ごした。

僕の冗談に笑ってくれる彼女を見るだけで毎日がワンダフルだった。

 

しかし、人間とは満足を覚えないもので。

「もっと、もっと」と自分を客観視できずに、猛烈なアタックをけしかけてしまった。

我慢が足りなかったのだ。

結果、告白もする前に振られる。

社内にも管理者人にも知れ渡り、一切会話を交わさない日々へと一転してしまった。

休憩室では会わないように気を配り、ロッカー室でもできるだけ鉢合わせることのないようにした。

 

それが今年の春頃だったので、かれこれ4ヶ月くらいそんな関係性でいる。

喧嘩をしているわけではないので普通に話してもいいようなものだが、彼女を前にすると挫けてしまうし、彼女も話しかけられることを望んでいないのがわかるのだ。

話しかけないし、目も合わせない…というか、なるべく彼女の方に視線を向けない。

そんな我慢の日々を過ごしていた。

 

 

それが最近はどうだ。

なんとなく「もういいかな」という雰囲気を少しだけ感じているのだ。

少しだけ許してくれそうな気がしている。

全ては時間が解決してくれるというのは本当なのかもしれない。

時間が解決してくれるまでの我慢は必須となるけれど。

 

彼女は10年も恋愛をしていないのだ。

単純に僕のことを恋愛対象に見えていないというのもあるだろう。(というか間違いなくそれである)

それが僕の暴走で、ちょっと仲良く話せるようになったのに、ぶち壊しにしてしまったのだ。

仮にここで「恋愛上で面倒くさい人」から「少しお話できる同僚の人」に戻れたならどんなに幸せなことかと思う。

だけど。

だけど!!

ぜっっっっっっったいに焦ってはいけないのだ。

「恋はあせらず」といった素敵なかわいい名曲があったが、まさにそれが当てはまる相手なのだ。

 


恋はあせらず  シュープリームス

 

前にこんな記事を書いた。

 

tsunesen.hatenablog.jp

 

※ゲットした連絡先、いずれも破棄してしまいました。

 

その『ぼくは愛を証明しようと思う。』では「最初のデートが一番セックスできるんだ」と説いている。

でも僕は(こんなこと言うと中学生みたいだけど)、金井のことをそんな風に考えたことない。

猛アタックはやってしまったが、それは「強引さがあったほうがいい」という、世間の恋愛記事に惑わされてしまったからだ。(いいわけ)

ハッキリ言って無理をしていた感じがある。

 

 

恋愛は我慢だ。

「恋は速攻」という考え方もあるけれど、金井に対してはそれはそぐわない考え方だろうと思う。

お互いが心地良い距離感で、ゆっくりと近づいていく。

そういう在り方が彼女はいいのだと思う。

 

 

会社で金井のことを見ると、ここ最近ですっごく綺麗になった気がする。

表情も明るくなったような。

好きな人ができて、恋でもしたのかもしれない。

それはそれで大変に喜ばしいことだと思う。

もしそうだったら応援しよう。

話すことはできないから、星に彼女の恋の成就を願おう。

 

だけど、もし、万が一、特に好きな人もいなくて、僕とも少しずつ話してくれるようになって、

そして億が一の可能性で、また仲良く話せるようになって僕のことを好きになってくれる日が来たら、、、

 

なーんて、億に一の可能性でもありえないか。

期待しないで今日も生きよう。